2014年3月21日金曜日

本日の気になった記事(リーダーの心得)

http://www.lifehacker.jp/2014/03/140318extraordinary_boss.html

優れた上司はこう考える。凡庸なリーダーとの8つの考え方の違い

質の高いリーダーシップとは、小さなことも大きなことでも、従業員が活躍するために必要としていることを実行することです。例をあげましょう。

数年前、私は非常に成功した数十人のCEOたちにインタビューする機会がありました。「すばらしい上司の8つの信条」(英文記事)にそこで学んだことをまとめましたが、その際、重要なことが抜けていました。それは計画の実行についてです。

そのことを念頭において、以下のことから始めてみましょう。


1. 多様な見方ができるように励ます


平均的な上司は、全員が同じ考え方をするようなチームを作りがちです。しかし有能な上司は多くの見方や意見を部下から引き出そうとします。そうすることで、市場の現在の動きやその状況を利用でき、何をなすべきかがよく判断できるようになるのです。仕事の割り当てを与えたりしないかわりに、考え方が画一的にならないような人材を雇ったり昇進させたりしています。


2. 儲けている部門は解散させる


一般的な上司は成功した商品や事業に執着しがちです。一方、優れた上司は大抵の商品やサービスは、何か新たなものに取って代わられるまでの短い期間しか世間に受けないことをよくわかっています。「次世代」というのは全く新しいテクノロジーで、しかも全く違った方法で販売されるということを承知しているのです。そのため、今流行中の商品やサービスでも潔く放棄し、新たなことに取り組もうとします。特によく売れているときにこそ、そのような取り組みを見せます。


3. 率直に話す


平均的な上司は、事務的によそよそしく話そうとします。専門用語やあいまいな言葉を使って感情を隠そうとしているのです。対照的に、優秀な上司は自分の目標や要望などを正直に話し、自分の弱さも認めます。そして部下の助けと理解を求めるのです。チームが勝てば、感謝の気持ちを述べます。負ければ、批判するのではなく共感を表します。だからこそ次にはどうすればよいか部下たちは考えるようになります。


4. お互いが信頼し合える土壌を作る


ビジネスでの成功とは、たとえ困難でも「仲間と一緒に夢を実現させる」ことにあります。リーダーである上司が信用できないような状態では、達成できることも到底達成できないでしょう。部下は上司のウソを本能的に見抜けます。上司が信用できないと感じた部下は、上司に対して誠実に振る舞うことはありません。反対に、信頼し合える土壌があれば、本来不可能なことも可能になってくるのです。


5. 親睦を奨励する


多くの上司はいわゆる庶民とは離れて重役の食堂での特権を喜びます。ところが、優れた上司はゲームルームや無料ランチのような特権のほうを好む傾向にあります。なぜならそのような場で社交を兼ねてグループや支配人、従業員とも関わることができるからです。目標はこうです。従業員が互いに友情を築きやすいようにすることです。そうすることで、「あの人たちは僕の足を引っ張ることはないはずだ。僕たちはみな二人三脚で仕事をしているんだから」という気持ちになるからです。


6. 家族を大切にする


一般的な上司は、大事な仕事を成功させたいときには家族が邪魔だという見方をします。しかし立派な上司は、家で子育てをしたり、在宅の仕事をする親のほうがはるかに能率よく仕事をすることが数々の研究で証明されていることを知っています。したがって優れた上司は部下が家族とよりつながれるように、いろんな方法を探り手を貸そうとします。


7. ボランティア活動を支え、投資する


普通の上司は、法人の慈善活動を強制的な募金活動だと見なしています(見かけは「協力」していますが)。それでは、優秀な上司はどうでしょう。従業員がスイーツを作って売ったり、チャリティーコンサートをしたり、学校に講師を招くといったグループによる活動を奨励しています。社内のコミュニティーの絆とともに、社会とのつながりを強めることができるからです。


8. 力を分散させ、官僚体制を弱める


一般的な上司は決定権を上部に集めようとします。そうすると必然的に官僚的になってしまいます(「連邦政府」と思ってみてください)。しかし、秀でた上司は、官僚体制や決定権が集中することは摩擦と無駄なエネルギーを生み、結果的に成長が遅くなることをよくわかっています。こういう上司は力を部下に分散させ、それによってさらに平たく、融通が利く組織にしようとします。

〜ここまで〜

自分が考えがちなこと

全員が同じ考え方をする → 多くの見方や意見を部下から引き出す。そうすることで、市場の現在の動きやその状況を利用でき、何をなすべきかがよく判断できるようになる

事務的によそよそしく話そうとする → 自分の目標や要望などを正直に話し、自分の弱さも認める

部下との距離を置く → 部下との親睦を深める

決定権を上部に集めようとする(摩擦と無駄なエネルギーを生み、結果的に成長が遅くなる) → 平たく、融通が利く組織にしようとする

すぐに行うべきこと
・ 多くの見方や意見を部下から引き出す
・ 自分の目標や要望などを正直に話す
・ 部下との親睦を深める
・ 決定権はなるべく分散させる

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