2014年8月20日水曜日

サイバーエージェントの採用は明確ですごいなーと思った話〜本日の気になった記事〜

http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/54875802.html


〜ここから〜

何のために会社に来てるの?

こんなブログがあって、ちょっとした話題になっていて、おもしろいなあ、と思ったので、脊髄反射的に書いてみます。

学生気分で会社に来てるヤツがいる。

お前、何しにきてんの?

「先輩に教えて頂きながら~~~」
「いい友達ができるように~~~」
「どんな仕事にチャレンジできるんですか?」

とか。
ふぬけた事を言ってるヤツがいる。

(中略)

(私は)サイバーエージェントグループの一員として、
21世紀を代表する会社を創るため。
そして、WAVESTを日本を代表する会社にするため。
そのためだけに会社に来ています。
いやぁ、熱い。

小さいながら会社を経営している側としては、こういう社員が入ってくるのってすげえなと思うわけです。そういう人を採用するというプロセスがキチンとワークしていて、組織の作り方に定評があるサイバーエージェントならではです。

組織が求めている人

サイバーエージェントさんは「21世紀を 代表する会社を創る」なので、社員の人がこのビジョンの元に働くというのはとてもマッチしているわけです。

逆にいうとたとえば、僕のいたリクルートという会社だと「リクルートのために働く」みたいな人は皆無です。リクルートがどうなってもいい人ばかりです(リクルートが好き、という人は多いけど)。

リクルートだと、社会に対してインパクトを与えるか、自分が成長するか、のどちらかで働いている人が多かったイメージがあります。もっというと「会社がどうしたいかなんてどうでもいいんだよ。おまえはどうしたいんだよ」というのをよく言われます。そうですね、だいたい1年に63回くらいは「おまえはどうしたいんだ」と言われます。

で、組織として、採用するときに、これらにマッチしているかというのはとても大事です。めちゃくちゃ技術力があっても「サイバーエージェントが21世紀を代表する会社になるかどうかはどうでもいいです」という人はやはり採用されづらいわけですね。

いろいろな意見がこのブログにあると思うんですが、採用という観点からいうと、かなり成功しているんだろうなあ、と思いました。

逆にいうと、nanapiで「nanapiを21世紀を代表する会社にしたいです!」といわれても「あ、、はい」となってしまうわけです。

会社の考え方を明確にするのはいいことだよね

というわけで、これをみて思ったのは、

・この人は、サイバーエージェントに非常にマッチしている
・その上で、サイバーエージェントにマッチした人と働きたいといっているわけで非常に的確
・これで同意するべき人はサイバーエージェントに向いているし、そうでない人は向いていない

ということです。非常にいい。

これを嫌いだ!という人も多いと思うんですが、なおいいんですよね。好き嫌いがハッキリ分かれるから、入ったあともマッチしやすい人しか入らないわけです。

その意味だと、リクルートとサイバーエージェントって相当入れたい人が違うんですよね。僕とかがリクルートに入りたいと思ったのは、会社とか社長とかがどう思うかではなくて、自分が社会をどうしたいかを重視しているから、というのはありますし、逆に、サイバーエージェントが最高で、21世紀を代表する会社にしたい、藤田社長の想いを形にしたい!と思う人はサイバーエージェントに入るほうがいいわけです。

nanapiとかはどうなんだろうなーと思ったときに、やはり言語化が難しいので、まだまだ洗練されていないなと反省した次第です。たぶん、「変化に強くて、今のスキルよりも、学習して、新しいものを身につけていきたいと思っている人」と「ユーザー向けのサービスをつくりたい人」という感じなんでしょうけど、、、

というわけで、組織化に関しては、サイバーエージェントは参考になるなあ、と思ったこの頃です。

〜ここまで〜

組織の考えを明確にすることはいいことだと激しく同意します!

意識すること
組織の考え方を明確にする
→嫌な人は寄ってこなくなる。全く来なくなれば時代にマッチしていないということ。

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