2015年1月29日木曜日

本日の気になった記事 〜女子内定率過去最高の理由、イケア「短時間勤務管理職」〜

https://newspicks.com/news/802918/body/

Pick 1:大卒女子内定率過去最高の81.9%に到達

“大卒内定率80%越え 4年連続上昇、女子は過去最高“ 朝日新聞(2015年1月21日)

文部科学省、厚生労働省が、今春卒業予定の大学生の就職内定率を発表した結果、女子は81.9%(前年比4.7ポイント増)で、1996年の調査開始以来最高となった。一方男子は78.9%(同2.7ポイント増)。女子が男子の内定率を抜く結果となった。

その大きな要因としては、メガバンクが大量の窓口業務を行う女性を採用したこと、産休や育休の制度を拡充した企業が増えたこと、政府が女性活躍を積極推進している影響などが考えられるが、「純粋に、実力で判断すると女子が男子に勝るケースが多い」との企業の人事の声も大きい。

筆者が本件について、複数の人事にその理由について聞いたところ、「ここ2〜3年、インターンシップを行うと、リーダーになるのは大概、女性。男はサブリーダーとして女子に仕える場合がほとんどで、あまりにふがいない」(大手広告代理店人事)

「ビジネスのスピードが加速度を増す中、今後、組織内での職種をまたぐ異動が増えると推察される。そんな時、女性は、柔軟性が高く、今までとまるで異なる仕事を振っても対応力がある。片や、男性はそうはいかない場合が多く、異動をきっかけに『働かないオジサン化』しやすい」(金融機関人事)

などといった回答が得られた。この「女高男低現象」の実態については、今後さらに取材を進めて、リポートしていきたい。

Pick 2:2400人のパートを「短時間勤務正社員」にしたイケア・ジャパン

“P・リスト イケア・ジャパン社長「パートを正社員化」 “ 日本経済新聞(2015年1月23日)

イケア・ジャパンは昨年9月、従業員の7割にあたる2400人のパートを短時間勤務(時短)の正社員に変えた。本記事では、その詳細や狙いについて、ピーター・リスト社長が回答している。

リスト社長によると、「時短正社員」は一週間の勤務時間を12〜24時間、25〜38時間、39時間の3つの中から選べる。また、時短社員にも、貢献度次第ではフルタイム勤務の社員同様に、昇格、昇給のチャンスがあるという。
実際、今後は、時短店長を2人体制にするなどして「時短勤務管理職のジョブシェアリング」も検討していくそうだ。

日本企業でも、育児や介護中の社員を対象に、時短勤務を認める会社は飛躍的に増えている。しかし、現状、時短社員は限られた責任範囲の仕事しか割り振らず、閑職に塩漬けしている場合が多い。

これでは、時短社員のモチベーションや会社へのロイヤリティはあがるべくもない。私が今まで取材した限り、ボストンコンサルティンググループとヤフージャパンには、「時短勤務の管理職」が存在した。
 
「昼リーダー」「夜リーダー」といった具合に、時間でリーダー職をシェアしたり、さらに上のボスが時短管理職がカバーしきれない業務範囲をフォローするなどのやり方だ。

こうした施策は、短期的に見たら、人件費の負担、周囲の人材の労働負担が増すデメリットもある。しかし、長期的に見れば、優秀な人材の流出を防ぎ、ひいては顧客サービスの向上などにつながるメリットが期待出来るはずだ。

Pick 3:新成長戦略方針 外国人労働者の受け入れ制度を拡充

“外国人受け入れに重点 新成長戦略の検討方針案“ 日本経済新聞(2015年1月25日)

安倍晋三首相が議長を務める産業競争力会議で、外国人労働者の受け入れ制度を促す施策に今後重点を置くことが決まった。特に、人手不足が著しい、建設業や介護職を中心に受け入れを広げる方針だという。

確かに「建設作業者」の数は2012年時点で、60歳以上が2割近くを占めるほど、「高齢化」が進んでいる。2020年の東京オリンピック開催までは、建設需要は右肩上がりが予測されるが、それまでの間に「高齢建設作業員」の多くが引退するとみられ、将来50万人規模の不足が推察される。

介護現場の人手不足もまた深刻だ。団塊の世代がすべて75歳以上になる2025年には、全国でおよそ30万人の介護職員が不足するといわれる。外国人にその担い手となってもらいたい政府の意図は分かるが、現状、その課題は山積みだ。

まず、職場が日本語オンリー、医療機関で英語が通じないなど外国人労働者を受け入れるインフラが脆弱(ぜいじゃく)なこと。

また、建設作業員の仕事について言うなら、日本流のやり方があまりに特殊なため、その技法を自国に持ち帰っても、重宝がられる場合があまりに少なく、外国人からしたら日本で働く意義を見つけづらい問題もある。制度の拡充だけでは、外国人の労働力確保は難しいだろう。
〜ここまで〜

女性を活用することは自分のテーマでもある。しかし、自部署の女性の評価は高くない・・確かに面接時には女性のほうが優秀にみえることが多い。

再度特徴をまとめてみる

男性:単純作業は不向きな人が多い。自身のやりたいことが一致した時には強力な力を発揮する
女性:単純作業が得意な傾向。しかし、マネジメント力に乏しく、陰湿ないじめが散見される??

見えること
1. 女性は自身のやりたいことを述べることが少ない(若い女性に多い)
原因: 聞き出せないから??
対策: 本音を聞き出すコミュニケーション力が自分に必要

2. 女性はやりたいことを述べているが方針と一致しない(年配の女性に多い)
原因: 意見不一致のとき、トップに直談判されて押し切られる
対策: 議論の時にその意見を述べる深い要因を探る

3. 自説を曲げない(年配の女性に多い)
上述と同じ

4. マネジメント能力不足(中堅に多い)
原因: 訓練が足りない?
対策: サブリーダーとして男性とペアで経験を積ませる

5. 陰湿ないじめ
対策: 定期的に状況を引き出し次第、ストレートに述べる

3,5は男性にも言える。これはストレートに議論してみる。気づいていないだけかもしれない。指摘して修正できれば優秀な人材。修正能力がない場合が問題。
修正能力=素直さ

素直さを重視する!

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