2015年12月29日火曜日

気になった記事 〜リーダーシップ〜

http://taityo-diary.hatenablog.jp/entry/2015/11/03/193804

リーダーシップの誤解
● リーダーシップと権威を混合してしまう
● リーダーシップを個人の特質とみなす(才能ありきだと思っている)

リーダーシップは「問題に立ち向かい、大勢を動かす手段」と定義する。
重要なポイントは「問題の解決に向けて貢献をしたのか」ということだ。
リーダーシップを人物の特徴ではなく、実践でとらえる。
・ どのように問題があるか診断したか
・ どのように問題に対して対応したか
ということがリーダーシップの本質である。


テーマ:リーダーシップの実践の中で消耗せずに生き残れるか?
その高い志を失わず、活動し続けるためにどうすべきか?


新しい価値観への移行
リーダーシップとは人々が変革を乗り切れるようにサポートすること
人はそれぞれ異なる意見を持っており、言い争いや論争を通じ、時間をかけてゆっくりと新しいやり方を学んでゆく。

「すぐれたコンサルタントは、クライアントが嫌がっている問題に対して、徐々に向かい合えるように誘導してゆく」


変化への抵抗について
人が変化に抵抗するのはリスクを伴うか、何かを失いそうな時だ。失われるものについて、人々にありのままを見せる必要がある。本質的なものを残すために何かを失う事の価値を説明する。人間は理由さえ納得できれば失う苦しみも受け止めることができる。

一から見直しを行うようなことがあっても、変わるのは非常に小さな一部
ということである。
リーダーシップを行う人にとって大事なのは、変化に対して、先に警鐘を示すことが大事だ。変化を恐れ、抵抗する人にまず知らせることだ。
何も無いところから、革新は生まれない。革新的な何かは既存のものを組みなおして生まれるものである。
DNAでみても、突然変異が生き残る可能性は非常に低い。
つまり、革新は合理的ではない。この変革への原動力は「多様性を求めること」に他ならない。そして、その変革には変革者に対する信頼が必要である。


解決策が見向きも去れないときは?
逼迫した状況のときは、適応に対する解決策よりも、即決的な技術的な解決策が役に立つと思う。そんなときにどのようにアプローチすればよいのか?
・ 人間は鏡を見つめるだけでは学べない
多様性のある観点から見つめるべきだ。
リーダーシップの仕事は、多様性の中から、真なる価値を抽出することにある、

戦略
戦略を立てる上で外せないのは、誰に話を持って行き、誰と力を合わせ、誰と信頼関係を築けばいいのか特定することだ。そして、それらの人に近付き、話に耳を傾けてみることだ。

リーダーシップの実践と思考のスピード
リーダーシップが発揮されるのはゆっくりした変化の過程だ。失敗することはある。失敗したらそれを修正し、また挑戦する。積み重ねていくことで新しい未来を創り出す。リーダーシップは、日々、次はどんな手を打つべきか、次はどう話すべきかと考えることの中に宿っている。

バルコニーに立つ
現場である第一線から下がって、バルコニーに立つことが必要だ。バルコニーの上からなら、現場の視点でも見られるし、大きな視点でも見られる。変革しようとしている対象の隅々まで見渡すことができる。
変革のための行動を起こした後も、常に分析し診断しながら進まなければならない。人々が違う考え方を取り入れるのには時間がかかる。リーダーシップというのは、診断と行動の繰り返しだ。

パートナーを得る
単独で改革を成し遂げることはできない。パートナーが絶対に必要だ。一人より二人のほうがより強くなれる。家族やコミュニティからの圧力に耐え易くなる。

パートナーには「協力者」と「相談役」がいる。

協力者とは、基本的なものの考え方が自分と同じだけれども、違うグループを代表する人だ。協力者がいれば、人々が新しい考え方に注目してくれる可能性を高めることができる。

相談役とは利害関係がなく、何でも分かち合える相手だ。相談役はその案件ではなく、あなた自身に気をかけてくれる。絶望したときに元気付けてくれる。壁にぶつかりどうしようもないように思えるとき、リーダーシップを発揮することの価値を思い出させてくれる。そんな相手が必要だ。

リーダーシップの始まり
リーダーシップとは、愛する者のためになる事をしたいと思うことから始まる。何であれ、あなたの心を動かすことでなければ駄目だ。なぜなら、リーダーシップの発揮には厳しい道のりが待ち受けている。大変な仕事になる。情熱を持てないことなら無理だ。
リーダーシップの実践に必要なのは「人々に対して愛情を注ぐ」という行動を通し、小さな善を行えたという自分の成果を嬉しく思うことである。








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