アメリカの薬剤師は、MRからの情報提供を受けていないようだ。
理由は、バイアスがかかった情報はいらないからだという。
営利情報を極力使わないようにするのが医療プロフェッションのすじであろう。
私も前から
DI問い合わせ業務=製薬会社への問い合わせ
という方程式に疑問を抱いていた。
アメリカのDI室では添付文書集が埃をかぶっているという。
かわりにLexi-Comp というデータベースを用いているらしい。
このデータベースは、医薬品情報はもちろんのこと副作用情報や多剤との比較した論文の結果も検索可能であり大変有用であろう。
医薬分業のポイントは、薬剤師が中立であり、医師の処方をチェックするということであると思う。営利性の高い製薬会社情報を薬剤師が鵜呑みにする、薬剤師が自己研修を製薬会社に頼ることを脱却することが重要だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿