勉強会で講演を聞きながら考えたこと
1. 今の薬剤師教育に足らないこと
TDMの指導をしてて聞かれること
・ マニュアルはありますか?
・ 教科書はありますか?
今の臨床教育ではすぐにエビデンスは何やら、ガイドラインは何やら。。。
確かに知識としては必要ではあるが、それは調べれば分かること。
それだけでは臨床で薬剤師は役に立てない。
なぜなら医師のほうがそういうのは詳しい。
エビデンスやガイドラインなどはデータが蓄積されて初めて分かること。
臨床では分からないことがたくさん起こる。
そのイレギュラーなことが起こったときに役に立てるかどうかだと思う。
その時役に立つためには基礎力が重要である。
TDMでいうならば薬物動態学であろう。
これを知っておけば断言はできないがある程度予測することが出来る。
こういう応用力を身につけることが今後の課題であろうと感じた。
2. わからない時に製薬メーカーに頼る
一般講演を聞いてしきりに出てきた。
これでは薬剤師はいらない。医師が直接聞けばいいから。
確かに製薬メーカーが公開していないデータを持っていることもあるが稀である。
8,9割は自分で調べればわかる。
まずは自分で調べる癖をつける!
薬剤師の質を上げる第一歩であると感じた。
一応健忘録まで
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